兵庫・姫路市の針灸治療院 山下針灸房
針灸房コラム

肩痛


肩痛 治療後

肩痛

定期的に通われている方ですが、「肩が痛い」と来院。
9日前朝起きると痛みがあった。
鈍い呑痛。
後ろで紐を結ぶ動作がつらい。
昼夜の変化なし。
咽痛少しあり。

その後、左膝痛、腹痛を訴える。
寝不足、不安感、心痛、胸の締め付け無し、しいて言えばのどが詰まるような感じ有。

【体表観察】

脈1息3至枯弦のみ。舌:淡紅色褪せ薄白、裏;お血なし。ツボ:左D2、右D3、腰陽関、上仙 
※胸椎棘突起際をDと略す。

【効果のあったツボ】

下巨虚、飛陽、後溪

【効果の少なかったツボ】

商陽:チェックのために0番をして、肩を動かしてみるが、3割程度しか変化がなかった。

【針灸房のツボ】

上仙、関元兪は、胆経を中心として大腸経・小腸経が関与していることが多いのでその他の情報で経絡を鑑別する必要がある。
後ろで紐を結ぶ(結帯)動作は、胆経と大腸経に異常を起こすことがおおい。
大腸経なら、手三里、合谷、大腸兪が効果がある。
胆経なら足臨泣、申脈、環跳、百会などが有効である。
また、経絡のかかわりを証明したいのだが、肩・肘と飛陽付近の反応は関連性がある様に思える程度の臨床的な私的な評価である。
飛陽の下は附陽というツボがあるが、陽キョ脉のゲキで陽キョ脈と飛陽が関連しているのではないだろうか?そうなると、肩痛に飛陽が有効と説明ができるのだが・・・。
今回は、平生の体質から肝鬱気滞が小腸経に影響を及ぼしていると考える。


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