兵庫・姫路市の針灸治療院 山下針灸房
施術例

鍼灸施術0008 発熱

内証からくる病であっても、陰陽が和すれば病は愈える例。

娘の内証発熱を解説させていただきます。

これからの季節にあらわれやすい発熱です。

原因は、これからの季節は肝蔵の機能が高ぶりやすくなり、このためにほかの内臓の機能が停滞してきます。肺藏に影響すれば発熱・鼻炎・ぜんそくなどのアレルギー、胃腸(脾藏・胃府・大腸府)に影響すれば胃炎・胃潰瘍・下利などを起こす場合があります。

 

今回はすぐに処置をおこなったので、短時間で快方に向かいました。

朝の時点で発熱があるのに施術を行なっていないのは、脉が1息4至となり通常の範囲に収まっているため、体調がよくなると判断をしたものである。※

 

 まだ、処置後2時間程度で治せない。

 どうしても4時間くらいはかかってしまう。日々精進。

 

経過

夜9時半就寝前に発熱37.3度ある。倦怠感、風邪の症状なし。

脉1息5至弦脉。

術者の爪で百会・手の井穴をはじくようにこする。

 

翌未明3時

体温上昇、38.3度、治療を再開する。

脉1息7至滑大。

百会・手の井穴・太衝・照海。

銀鍼にて30分おきに3回おこなう。

脉1息5~6至、滑大脉の消失、弦脉となり、回復の様子を見る。

 

翌朝7時前

発熱37.5度とやや減少しているのみ。元気な様子である。

脉1息4至少しく弦脉となる、処置は行わず。

同日 8時

 検温、36.8度となり、平熱に戻り元気に遠足にでかけていきました。

同日17時

 疲れをだすことなく、平熱で、緩解とみる。

 

参考:『方術説話』第2

凡病、若発汗、若吐、若下、若亡血、亡津液、陰陽自和者、必自愈。

              第28条『弁太陽病脉証并治中第六』


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