不妊鍼灸ネットワーク公開講座in東京
9月19日に不妊鍼灸ネットワーク公開講座(第3回)に参加してきました。
今回は下記の内容となります。
1、「不妊治療とキャリアの継続について」
名古屋工業大学男女共同参画推進センター
特任専門員 博士(社会学) 乙部由子 先生
2、「婦人科における免疫学の重要性~免疫学 発展編~」
不妊鍼灸ネットワーク会長 中村一徳先生
3、「不妊鍼灸の未来」
不妊鍼灸ネットワーク会長 中村一徳先生
4、「不妊が与える心理的影響について」
東京HARTクリニック 生殖心理カウンセラー/臨床心理士
日本生殖心理学会 副理事長 平山史朗 先生
「不妊治療を受けながらのキャリアの継続について」
乙部由子先生の講演は、正社員、パートなどの契約社員など、いろいろな立場からどのようにすればスムーズに仕事と不妊治療を両立できるか、二人目不妊となればさらに育児、保育所とさらに負担がかかるなど、実際にとられたアンケートをもとに自らご経験など具体例をあげてお話し頂きました。
「婦人科における免疫学の重要性~免疫学 発展編~」
中村一徳先生の講座は、前回の名古屋の免疫学基礎編に引き続いて、とても複雑で難しい内容です。
受精、着床、流産、抗精子抗体など免疫が不妊治療にもいろんなことが関わります。
お昼休みを挟んで、「不妊鍼灸の未来」はパワフルで刺激的な内容でした。
「不妊が与える心理的影響について」
平山史郎先生の講演は、心理学の立場から不妊治療で不安になっているクライアント様の気持ちにどのようにして寄り添っていくか?
寄り添うこと、共感することが大切と話されています。
不妊鍼灸を科学するとても有意義な公開講座でした。
次回の研修も楽しみです。
兵庫県姫路市 山下針灸房
代表 山下雄司