女性 40代
初診日
2017年10月14日
腰痛
腰痛でご来院。
腰部、右股関節、右ソケイ部から下腿かけてシビレ、引きつり、だるさがある。
- 寝ているとき。
- 座っているとき。
- 等に、痛みがつよくなる。
腰の動作確認
前屈、後屈、側屈の順で動かしにくさがある。
側屈にて下腿側面のシビレ・ひきつりの違和感がある。
上を向いた状態で寝転んで起き上がるときに、腰部、ソケイ部に痛みを感じる。
最初は上向きと下向きに寝れない状態だったので、座位にて頚椎から胸椎までの反応と肩甲骨の動きをチェックしていきました。
最初に足首のツボをつかい起き上がる動作はややマシな様子で、変化がみられる。
さらにふくらはぎのツボを使って腰の痛みはマシにはなるが、スッキリとはしない。
足の甲のツボのアプローチをすると動作痛みともに10から2に変化して、処置を終わる。
動作と症状から3経絡にまたがる複合系の痛みと推理をする。
中医学では、腎虚と肝鬱気滞とみる。
動かして痛みがあるのは動かしてはいけないサイン、スムーズに動くようになれば痛みは自然とおさまっていく。スムーズに動きが取れることを第一の目標とする。
後日、再発のしていないことを確認して終了とする。
効果のあったツボ
申脈 築賓 飛陽 中腰
針灸房のツボ
とにかく、スムーズに動ける範囲を広げていくと、体は「動かすことができる」と認識していく、そうすると体の動きをロックさせる必要がないので、痛みは時間の経過ともに和らいでいく。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。