我が家にインフルエンザがやってきた。
巷では流行っていますが、久しぶりのご訪問です。
インフルエンザや風邪の予防は、
1に休養、2に栄養です。
1に休養は、睡眠をしっかりとることです。
かかってしまったら、いくら忙しくても「あきらめて睡眠をとること」これが一番の早い道です。中途半端に、動いているとインフルエンザや風邪は治るのがおそくなります。
2に栄養は、おなかをすかして食事をとること、無理な食事制限は体力をなくします。「免疫力」が落ちるともいいますよね。
それと、ニラ、ニンニク、唐辛子、コショウ、などの刺激物、なども控えてくださいね。
それで、我が家はというと、
インフルエンザを持ち込んでくるのは、
決まって長男坊。
16日(土)の朝、
「とうさん、頭痛い」
と治療所にやってきた。
(ある意味、こっちも頭が痛いわ)
その時は、脉もかすかにしか浮いておらず。
背中も発汗の様子もなく、
太陽膀胱経の調節のみで、足太陽にて終了。
自宅に帰らせて、扶正解表製剤を1時間おきに2回。
夜、往診中に、
「ヨシ、発熱40℃」とメールが入る。
辛涼解表製剤を飲む。
自宅に帰り、古代銀鍼にて、清熱解毒、滋陰を2時間おき3回。
翌日、平熱に戻るが、夕方より微熱。
古代鍼にて、清熱解毒、滋陰を1回する。
高熱を下げるテクニックは自信があるのだが、
「夕方に微熱がのこる」がむつかしい。
どうしても、余熱、覆熱の処理の仕方が上手くいかなかったが。
やっと突破口が見つかった。
清熱よりも解毒を強くやってみる。あと滋陰。
これでOK、2時間後には平熱に戻る。
翌日、インフルエンザの診断をもらうために病院へ。
ドクターは発熱がないので不思議がるが、
インフルエンザB型と診断、学校は公休確定。
18日(月)、小生がのどに違和感、皮膚がざわざわする。
小生は効果の確認のために
清熱解毒製剤1/3量と扶正解表製剤を2服す。
以降、問題なし。