小児発熱 男児

男の子 2歳

当院のちいさい常連さんです。

久しぶりのご来院です。

主訴は、風邪、鼻水(透明ダラダラグズグズ)。

大便、小便は通常を変わりありません。

からだのチェック

顏色は艶があるので、そう心配はありません。

お腹は、みぞおちのあたりとおへその周りに冷えがあり。

脉診はしていません。

処置ツボは、腎兪に古代鍼・銀鍼で触れる程度。

3日後に来院。

鼻水のみ、残る。

お母さんが中耳炎を心配されています。

処置は同上

4日後、翌日。

電話にて小児科にて「溶連菌感染症」と言われたのですが…。心配で来院。

症状は、鼻水の量は減少するが、粘りあり、少し黄色くなる。

のどが少し赤くなっているらしい。

発熱はなし。

すこぶるご機嫌は良い。

体表観察は、舌尖紅刺ややあり、舌根部の苔がいつもより厚し。

処置は腎兪と手十井穴。

翌日には、鼻水消失、のどの発赤消失、発熱無。

針灸房のツボ

スッキリとしなかったのは、風邪を冷えと判断してしていたが、のどの発赤は上半身に熱が少量でもある証拠なので、この熱をきっちりと処理をしないと快方にむかわない。

病院でのどのわずかな炎症をみつけてもらえてのが、快方に向かった要因であろう。

これからは、インフルエンザに要注意、早くに適切な処置をするのが一番ですよ。