適度に動かし汗をかきましょう。

「暑熱順化」とは、体を暑さに慣れさせて、熱中症のリスクを軽減することです。暑くなるまでに、体を動かして適度に汗をかいて徐々に体を暑さに慣れさせていきます。そうすることで体温調節機能をめざめさせ、熱中症要望の一助となります。

体を無理のない範囲で適度に動かし汗をかきましょう。動いた後にスッキリする程度が目安です。動いた後にダルさを感じるくらいになるとオーバーワークなので最初は動きすぎず物足りないくらいがよいと思います。

具体的な方法:
ゆっくりウォーキングがよいかと思います。最初は目安は15分から30分程度、気分次第でウォーキングの距離時間を増やしていただいても大丈夫です。「気分が良いからちょっと長い目に今日は歩いてみました」という程度が最適です。物足りない方は、徐々にジョギング、サイクリングと負荷をかけていただいても大丈夫です。目安は「スッキリする」ですよ。
サウナや、足浴腰湯など湯船に浸かり適度に汗をかくのもいいですよ。

水分補給は大切です。
水分補給は運動時には大切なので心がけてくださいね、ご自身にゆとりのある方は、「体が水分を欲してから、ユックリと少量を徐々に飲んでください」、水分補充は大切ですが取りすぎると、体にダルさ、汗のかき過ぎ水分排せつの負荷となりますので、「体が水分を欲してから」が見極めのポイントですよ、ただし、高齢シルバーの方、乳幼児は定期的に少量を補充するのがよろしいかと思います。

適度な動き
体に負荷をかけ過ぎず、体にダルさを感じさせず、15分以上動かすことをおススメします。できれば30分から90分くらいが目標です。
体に負荷をかけずに体を動かしつづけることは、わずかに心拍数をあげ毛細血管に血液を行き渡らせ易くさせることを目指します。

暑熱順化には個人差がありすぐに効果が表れる人もおられますが、継続して適度に無理のない程度に続けていきましょう。