≪ 出典 ≫ 厚生労働省パンフレット「熱中症を防ごう! 」(PDFファイル)
日本で熱中症がおこるのに、東南アジアではなぜ起こりにくいのか?
日本は湿気の多い島国です。
湿気は、暑さにも、寒さにも、結びついて、体に悪さをしていきます。
東洋医学では、これを《湿熱》《寒湿》と呼びます。
東南アジアでは気温湿度共に極端な変動がありませんが、
日本では、気温湿度とも季節によって大きく変動していきます。
この変動に体が順応できないのです。これが、熱中症の原因なのです。
その危険ゾーンが下のグラフとなります。
【針灸房】がぜひ注意をしてほしい時は、
1. 睡眠不足の時。
2. 胃腸が弱っている時。
3. 風邪をひいている時。
4. 疲れがたまっている時。
こんな時に、急激な温度変化、急激な湿度の変化がかさなると要注意です。
「部屋中は、クーラーで温度管理をしているから大丈夫」と思わないでください。
いくら環境の整った部屋にいても、外気温に急激な温度湿度の変化があれば弱った体には必ず影響します。
【かかってしまったら】
早めに適切な処置をすることが肝要です。
体に異変を感じた時には、すでに熱中症の初期症状がはじまっています。
頭痛がする、気分が悪くなって吐き気がする、身体がだるい、生あくびが出るなど、これらの症状はすべて熱中症の初期から中度の症状です。少しでも自分の身体に異変を感じたら、すぐに涼しい場所に移動しましょう。
1. 衣服を緩め、頭、わきの下、季脇部を軽く冷やしましょう。決しておなかは冷やさないでください。
2. 体温に近い温度の水分補給、少量をゆっくりと何回かに分けて飲むこと。
陰陽水がお勧め (同量のお湯と水を、必ずお湯にお水を割ってください。)
熱中症は早めに対策をすれば、軽い場合はしばらくすると症状はおさまってきます。
症状がおさまらず意識がはっきりしない場合は、たいへん危険な状態です。
ただちに救急車を呼んで医療機関にかかる必要があります。
【針灸施術】
清熱、健脾、補気、回陽救逆などをおこなう。
1. 十井穴
2. 臍
3. 足三里
4. 関元
など要穴を症状に合わせて使っていきます。
【最寄駅は山陽電鉄亀山駅 徒歩15分】
山 下 針 灸 房
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