脊椎間狭窄症
姫路市の鍼灸院、山下針灸房です。病院にて、脊椎間狭窄症と指摘され、5分くらい歩くと右足に痺れを感じて歩行ができなる症状の鍼灸施術改善例です。
腰痛症 68歳 男性
【既往歴】
糖尿病 高血圧 盲腸
【症状】
以前よりぎっくり腰などの腰痛はあったが、半年前より痛みがきつくなる。
右足に後面から側面にかけてシビレあり。
3か月前から、5分くらい歩くと休憩をしないと歩けなくなる。
病院にて、腰部脊椎間狭窄症といわれる。
【体表観察】
顔色は黄黒赤、心肝腎、とくに腎悪し艶悪し。
脉は、1息3至、弦急、関上尺位の力弱し。
舌は、暗紅色あせ、白膩苔、舌裏は怒張あり 。
原穴は、太溪・太衝の左右差がきつく、太溪の虚甚だし。神門、合谷の虚。
兪穴は、心兪・膈兪・脾兪・腎兪・小腸兪・肝兪・胆兪・大腸兪
腹部は、心下・両脾募・両肝相火、臍下不仁きつし。
【施術指針】
腎虚が中心で、腎精を補い、柔肝を行う。
効果のあったツボと自宅でお灸
【効果のあったツボ】
照海 志室 次リョウ 環跳 百会 太衝 などを適宜施術
【自宅にてお灸】
太溪 腎兪を毎日施灸
【施術回数】
週1回のペースで、25回施術でほぼ緩解する。