『傷寒論雑病論』から見る漢方薬
金匱要略にある血痺虚労病脉証并治を中心にまとめてみました。
虚労(つかれ)からおこる精子の異常を解説しています。
「桂枝加龍骨牡蠣湯方」
「天雄散方」
「小建中湯方」
「黄耆建中湯方」
「八味腎気丸
「薯蕷丸方」
「大黄シャ蟲丸方」
「甘草乾姜茯苓白朮湯方」
「小柴胡湯」
などの方剤を処方していきます。
中医学・後世方の処方も、腎虚を中心に考え腎気丸から、六味丸、杞菊地黄丸、知柏地黄丸、牛車腎気丸なども応用しています。また、免疫の観点から柴苓湯は非常に有効です。
傷寒論の条文と『新古方薬嚢』をまとめているとA4で8ページになってしまいました。
というわけで、今回は細かいことは省略させていただきます。
針灸房は、改めてしっかり調べさせていただきました。
参考文献
『新古方薬嚢』荒木性次著
『方術説話』
『傷寒論雑病論』東洋学術出版社