ナイチンゲール誓詞

わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。

姫路市の看護専門学校で昨日「戴帽式」がありました。

医療関係に携わる者としては、忘れてはならない誓詞です。

フローレンス・ナイチンゲール氏の偉業をたたえ、作られたものです。

以下の訳文を掲載したいと思います。

 ナイチンゲール誓詞 

われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わんーーー

わが生涯を清く過ごし、わが任務を忠実に尽くさんことを。

われはすべて毒あるもの、害あるものを絶ち、

悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。

われはわが力の限りわが任務の標準を高くせんことを努むべし。

わが任務にあたりて、取り扱える人々の私事のすべて、

わが知り得たる一家の内事のすべて、われは人に洩らさざるべし。

われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。

 

※「ナイチンゲール誓詞」は、ナイチンゲールの偉業をたたえ、1893年アメリカ・デトロイトの看護婦学校長夫人を委員長とする委員会が、「その教えを基」に作られたものであります。

[online]「天使の羽」http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/1244/seisi.html(参照2014-11-1)