右足首の捻挫
いつもお母さんと一緒にお越しになる姉妹のお姉ちゃん。
3日前、運動会の練習で右足首を捻ったらしい。
すっきりしないので、一度お願いします。
湿布をはずして、正常な左足を観察して動きをチェックしていると、「痛い方こっちやで」
と教えてくれる。
「そやね」と言いながら、右足首をチェックして、施術に入る。
お母さんの施術で見慣れているとはいえ小学年生なので、膝辺りに銀の触れる鍼をおこなう。
「どう?足動かしてみて」
「ん?、痛くない」
「じゃあ、今度はジャンプしてみて」
(立ってジャンプする)
「痛くない」
そのあと、筋腱を安定させるために背中(T9-1)に鍼をおこなう。
「はい、おしまい」
右足関節の状態
腫れややみてあり、熱感あり。
関節の動きは、内側に捻る、足の甲をそらして痛みあり。
足首に体重をかけると、痛みあり。
体表の観察
特に気になるところはない。
見立て
足少陽胆経の異常
施術
腓骨と足関節の関係を利用する。
熱感はあるが強度の炎症でないために、筋腱の調節をする。
銀鍼で接触のみ。