熱中症と湿度の関係は

熱中症の温度と湿度との関係

熱中症の温度と湿度との関係
湿度が60%になると気温が25℃で要警戒。
ご年配の方、赤ちゃん、体力の弱っている方などは、要注意。

こんにちは、山下です。
熱中症が気になる季節になってきました。

熱中症は湿度と関係しています。
東洋医学で湿気を嫌がる藏府に脾臓があります。
現在の胃腸全般と大きくとらえていただいた方がわかりやすいと思います。
胃腸を弱らせないことが熱中症の予防になります。
でも、「検査で異常がないから」ではありません。
胃腸の働きが一時に悪くなるだけ熱中症になる場合がよくあります。

針灸房では、「胃の気が一時的に急激に落ちる」と表現しています。
脾胃の働きをよくするのも、熱中症の予防をするのも、守っていただきたいのは同じ養生法となります。

熱中症の予防は
1.睡眠時間を十分にとること。
2.暴飲暴食をしない。特に冷たいものを飲みすぎない。
3.涼しい時に、ゆっくりと散歩をして適度に汗をかく。

となります。

干支学から見ていくと

甲午年からみて己をターゲットに攻撃してきます。
己は脾臓と胃腸全般に関係してきます。
戊と己は同じ土なので戊も多少は影響します。
胃腸を弱りやすい年回りとなります。
5月己巳〔戊 庚 丙〕五黄土星
6月庚午〔丙 己 丁〕四緑木星
7月辛未〔丁 乙 己〕三碧木星
8月壬申〔戊 壬 庚〕二黒土星
と5月から8月までは胃腸が弱りやすい。
8月は壬(水)申(水)で本当に冷夏かもしれませんね。

»針灸房からみた熱中症